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webデザインの最新トレンド10選 流行をふまえたサイトをつくるには?
webデザインの最新トレンド10選 流行をふまえたサイトをつくるには?

「トレンドを取り入れたWebデザインにはどんなものがあるのか知りたい」「ユーザーが関心をもつWebデザインを取り入れたい」などとお悩みの担当者も少なくないのではないでしょうか。本記事では、流行をふまえたWebサイトの作成を検討している担当者にお奨めの、Webデザインの最新トレンド10選を紹介します。

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Webデザインの最新トレンド10選

Webデザインにはトレンドがあります。Y2K、AIを活用したデザインなどトレンドを押さえたデザインを取り入れると、ユーザーからの関心が集まりやすくなります。

1.Y2Kスタイル

Y2KとはYear2000の略で、Y2Kスタイルは2000年代始めのスタイルを取り入れたデザインのことです。当時流行したネオンカラーなどのカラフルな色使いや、ポップなデザイン、メタリック、レトロ感を取り入れた、なつかしいインパクトのあるスタイルの人気が再燃しています。2000年始めは携帯電話やゲーム機など急速なデジタル化が進んだ時代のため、Y2Kには粗めのドット絵といったテクノロジー系の要素も取り入れられています。

近年では、ファッション界でも、ポップなロゴやヴィンテージ感のある洋服といった約20年前のY2Kスタイルに注目が集まっています。Webデザインでは、現代的なデザインに2000年代の流行を取り入れて組み合わせるのが現代版トレンドのY2Kスタイルです。これをうまく取り入れるには、ノスタルジックな雰囲気と現代的な要素のバランスのよい組み合わせが求められます。

2.AIを活用したデザイン

近年では、AIが生成したデザインを用いたWebサイトも登場しています。AIツールには収集したさまざまなデータから新しいものを作成する能力があるので、Webデザインの作成も可能です。ただし作成したデザインには著作権などの問題が発生するケースもあり、AI技術だけでは、まだすべてのWebデザインを行える段階ではありません。

AIツールを活用することで、デザインの方向性やアイディアを考える際に、膨大な情報から生成されたデータを利用できます。AIをサポートとして活用すれば、労力をあまりかけずに人の感性を大切にしたデザインで、ユーザーの感情に訴えかけるホームページの作成につながります。
また、もうひとつのメリットとして、AIを活用してデザインを作成したと公表することで、新しい技術を用いた先進的な企業といったイメージをユーザーに与えられます。

3.モーションデザイン

モーションデザインとは、アニメーションやショートムービーなどを使用することで、動きを取り入れたデザインのことです。動画は静止画よりも多くの情報を伝えられるため、ユーザーに強い印象を残せます。モーションデザインの採用は、ユーザー体験(UX)の向上にもつながります。
アニメーションをWebサイトのメニュー画面のボタンなどに取り入れた場合、直観的な画面操作が可能になりUXを向上させられます。商材やサービスなどの説明と同時に、Webサイト内に動画も埋め込んでいると、ユーザーがリアルな情報を体感でき、より良質な情報が伝わって売上増加も期待できます。ただしあまり多数の動画を使用してしまうと、サイトのパフォーマンスに影響する場合もあるため、静止画と動画を上手に組み合わせるのがお奨めです。

4.スクローリーテリング

スクローリーテリングとは「スクロール」と「ストーリーテリング」を組み合わせた造語です。スクロールしていくと絵柄が変わり、ストーリーが進行するデザインです。ユーザーのスクロール操作でストーリーが徐々に展開していくため、コンテンツへの興味を引き、最後まで飽きずに閲覧してもらえる可能性が高まります。
スクローリーテリングは、上下のスクロールでストーリーを進めるデザインが主流ですが、それだけでなく、クリックや横スクロールなどで画面の変化を楽しめる仕掛けも出てきています。このように、最近はユーザーの興味が興味を失うことなく閲覧できるように、スクロールで大胆な変化が生じるサイトが増加しています。

5.マイクロインタラクション

ユーザーのアクションに対する小さなアニメーションを設定し、UXの向上を実現するのが、マイクロインタラクションです。マウスを動かしてカーソルを合わせた場所によってカーソルの形が変化する、「いいね」を押したあとにハートの色が変わるなどの変化で、アクションの目的や結果が目に見えてわかります。
小さく気づかれにくいアニメーションを活用して、アクションの効果を視覚化することで、エラーの防止や、ユーザーに愛着心を持ってもらう、などの効果が期待できます。

また、コンテンツの読み込み中などに流れるローディング画面も、マイクロインタラクションのひとつです。現在何%読み込みが完了したかがわかるので、ユーザーは待ち時間のイライラが軽減されます。
マイクロインタラクションは、ドロップダウンメニュー、データ入力などにも使用されます。これからは、大きなデザインの変化だけでなく、効率的で小さなアニメーションの導入でユーザーエクスペリエンスの向上を図ることが可能です。

6.非対称なレイアウト

非対称レイアウトは、「ブロークングリッドレイアウト」とも呼ばれるデザインです。バランスが取れた左右対称のデザインではなく、あえて非対称なレイアウトを取り入れることで、自由で洗練されたイメージになります。左右の違いによって画面に動きがあるダイナミックな印象が生まれます。
左右の余白、色、幅などを非対称にすると、印象的なデザインにできる反面、まとまりがない印象になるケースもあるため、バランスに気をつけてレイアウトを行うことが必要です。
注目させたい箇所の色を明るくする、大きくするなどの方法で強調させることで、ユーザーの視点を目的に集める使い方も可能です。コンテンツ内の画像や新規登録フォームなどユーザーに見てもらいたい部分は、目立つ色を使用する、ほかの画像よりも大きくするなどの工夫でアピールできます。

7.ミニマリズム

ミニマリズムは、無駄を省いた最小限の要素だけで伝えたい内容を表現するデザインです。Webデザインのほかにも、インテリアや商材デザインなどに用いられている、人気のスタイルです。画面上の装飾やエフェクトなど、必要な要素以外は極力外して何もない空白部分を作ることで、伝えたいことだけが残っているシンプルな画面になり、洗練された印象を与える場合があります。

ミニマリズムは、使用する要素が少ないため一つひとつの要素が印象に残りやすい、伝えたい内容が相手に伝わりやすい、インパクトがあるなどのメリットがあります。ただし、シンプルなだけではミニマリズムデザインにはならないため注意が必要です。目的に応じて必要な情報を厳選する、色彩・明るさ・画像・写真などの雰囲気をそろえる、余白を効果的に使うなどの工夫で、シンプルながら印象的なデザインが作れます。

8.グラスモーフィズム

グラスモーフィズムは「グラス」と「スキューモーフィズム」を組み合わせた造語です。
半透明なすりガラスの向こう側の画像を見ているような、ぼかし効果を使用したデザインです。文字やイラストなどがはっきりとは見えない半透明にぼやけて見えるデザインを使用すると温かみがあり、おしゃれで新鮮なイメージになります。

例えば基本の背景の上にぼかし効果をもたせた画像を表示すると、背景画像が透けて見えるため、画面に奥行きや立体感が生まれます。背景との重なりがない部分にもぼかし効果が入っていると、透明感や清潔感を出せるため、洗練された雰囲気を演出できます。グラスモーフィズムのデザインを利用する場合には、エフェクト効果が出やすい鮮やかな配色を選ぶなどの注意が必要です。ぼかしが重なると文字などが消えるケースもあるため、必要な箇所が消えない見やすいホームページにするには余白を適切に入れて作成します。

9.ダークモード

ダークモードとは、画面の背景をダークカラーにして、使用する文字に明るい色を使用するデザインのことで、2020年頃に流行したデザインです。高級感やスタイリッシュな印象を持たせられることから、現在も人気が続いています。

ダークモードは画面の大部分を占めている背景色が暗いことから、ブルーライトが少なくなり目に入る光の量を減らせるため、目が疲れにくいメリットがあります。また、暗い場所でスマートフォンやパソコンを使用する場合でも画面が見やすく、電力消費量が少ないためバッテリーのもちもよくなります。
ダークモードは単純に背景を黒くするデザインではありません。複数の色を組み合わせてバランスよくデザインすることが大切です。テキスト、アイコン、背景などのコントラストを適度に入れて作り、見やすさと操作性の高さに配慮します。

10.モバイルファースト

モバイルファーストとは、スマートフォンなどのモバイル端末での閲覧用に作成するデザインのことです。現在では、パソコンよりもモバイル端末でサイトを閲覧する人が増加しているため、Webサイトをより多くのユーザーに見てもらうにはモバイルフレンドリーなデザインが欠かせません。

モバイルファーストには、パソコンとモバイル両方での閲覧に対応している「レスポンシブ対応」デザインと、スマートフォンなどの小型モバイル端末での閲覧に特化したデザインの2種類があります。利用が増加しているのは、後者のモバイル端末での閲覧用デザインです。レスポンシブ対応のデザインよりもWebサイトの制作工数を削減でき、データ量が比較的少ないため素早く画面表示できるなどのメリットがあります。
モバイルファーストのデザインを作成する場合には、小さな画面での閲覧がしやすいか、タップなどの操作をスムーズに行えるかなどの点に配慮が必要です。

流行をふまえたサイトをつくるポイント

誰が見ても一目で理解できる、見やすいサイトを作ることが重要です。Webデザインのトレンドをふまえたサイトを制作すると、ユーザーからの関心が集まりやすくなり、情報更新をこまめに行っている、正確な情報を掲載しているWebサイトだとユーザーから認識されます。しかし、いくらデザイン性が高くても内容がわかりにくいWebサイトでは、意図したことをユーザーに伝えられず、逆にマイナスイメージにつながってしまいます。

また、トレンドのデザインを取り入れる際には、自社ブランドに合ったものを選択します。最新のデザインやカラー、機能などを取り入れたとしても、ブランドイメージに合わないデザインではユーザーの認知度向上、購買意欲向上といった効果につながりません。

Webサイトはトレンドのデザインを取り入れることで、ユーザーからの関心度や信頼度を高める効果が期待できます。自社ブランドに合うトレンドデザインをうまく取り入れて、ターゲット層にしっかり訴求できるWebサイトを作成しましょう。

まとめ

2024年のWebデザインの最新トレンドには、ポップなY2K、アニメーションなどを取り入れたモーションデザイン、マイクロインタラクションなどがあります。さまざまなトレンドデザインを効果的に利用すると、Webサイトのイメージや使いやすさの向上が図れます。
株式会社日本テレビアートは、長年日テレの番組セット、Webサイトなどの制作を行っている会社です。最新トレンドをふまえたWebサイト制作なら、豊富な実績がある株式会社日本テレビアートへの依頼がお奨めです。

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